次世代技術支援、物流施設などへの展開後押し
JA三井リースは7月6日、スマートコインロッカーの製造・販売を手掛けるSPACER(スペースアール、東京・赤坂)に出資したと発表した。具体的な金額など詳細は開示していない。
SPACERはスマートフォンで予約や決済、鍵の受け渡しなどを済ませることが可能な次世代型コインロッカーを展開。新型コロナウイルスの感染拡大で非接触のサービスが求められているのに対応、積極的にロッカー利用を提案している。
JA三井リースは現行の中期経営計画で、次世代技術を有するスタートアップ企業への支援を打ち出している。SPACERのスマートコインロッカーを駅や商業施設、物流施設など公共的な施設に展開していくのを後押ししたい考えだ。
スマートコインロッカーの概要(JA三井リース提供)※クリックで拡大
(藤原秀行)