バーベキュー用食材など、「非対面受け渡し」の確実な提供目指す
楽天は7月21日、東急リゾーツ&ステイ(東京・道玄坂)と連携し、自動走行ロボット(UGV)を活用した商品配送サービスを提供すると発表した。
長野県茅野市で同社が運営している複合リゾート施設「東急リゾートタウン蓼科」のグランピング施設「グラマラスダイニング蓼科」で、8月1日~9月22日の間、土日や祝日の宿泊者を対象に実施。敷地内でバーベキュー用食材などをUGVが運ぶ計画。備え付けのスマートフォンから専用アプリを通じて注文、暗証番号を入力して食材などが収められたボックスを解錠し、中から取り出すとの流れだ。
楽天は実際にUGVを運用し、新型コロナウイルスの感染拡大でニーズが拡大している非対面の受け渡しを確実に行えるかどうかを見極める予定。東急リゾーツ&ステイはUGVを生かしてリゾート施設の魅力を高めたい考えで、別荘地での試験運用も検討している。
UGVの配送イメージ(楽天提供)
(藤原秀行)