21年12月営業開始予定、関西圏の中核拠点に
日本梱包運輸倉庫は7月28日、大阪府茨木市の彩都エリアで、新たな倉庫拠点「(仮称)茨木営業所」を開発すると発表した。同日、現地で地鎮祭を実施した。
新拠点は同市北部で新たに開発された「茨木北テクノタウン」内に位置し、地上4階建てで事務所を含めた延べ床面積は約8200坪、倉庫面積は約7300坪を計画している。営業開始は2021年12月の予定。
10トンクレーン付き木枠梱包場や海上コンテナ用バース、ドックレベラー、空調設備、貨物用エレベーター4基と設備を充実させるほか、荷役作業時間短縮のための垂直搬送機4基の導入も予定している。新拠点は1期工事と位置付けており、今後新たな倉庫の建設も視野に入れている。
新名神高速道路の茨木千提寺ICから約2キロメートル、名神高速道路の茨木ICまで約6キロメートル、大阪市内へは1時間圏内と立地に強みを持つ。関西圏の中核拠点として広域をカバーする構想だ。
新倉庫の完成イメージ(日本梱包運輸倉庫プレスリリースより引用)
(藤原秀行)