双方のシステム連携し業務効率化、特別送料も提供
農産物の通販サイト「食べチョク」を手掛けるビビッドガーデン(東京・白金台)は8月5日、ヤマト運輸と連携し、9月をめどに生産者がより容易に商品を発送できるよう支援を強化すると発表した。
両社のシステムを組み合わせ、生産者が出荷指示取得から伝票発行、配達状況確認までをワンストップで行えるよう業務効率化を後押しする。さらに、食べチョクを利用する生産者向けの特別送料を設定。関東域内で発着する60サイズの荷物の場合、通常は845円程度の送料を税別550円に抑えられる。
ビビッドガーデンは併せて、ベンチャーキャピタル大手のジャフコを中心に、既存株主のマネックスベンチャーズ、VOYAGE VENTURES、デライト・ベンチャーズ、NOW向けに総額6億円の第三者割当増資を実施した。調達した資金はマーケティングや人材採用、物流基盤強化に充てる予定。
(藤原秀行)※写真はビビッドガーデン提供