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蘭デジタル地図大手のヒアテクノロジーズCEO、日本で配送経路最適化サービスの早期開始に意欲

蘭デジタル地図大手のヒアテクノロジーズCEO、日本で配送経路最適化サービスの早期開始に意欲

オンライン会見であらためて表明、トラックの積載率向上支援なども想定

オランダのデジタル地図大手ヒアテクノロジーズは9月16日、オンラインで経営方針に関する説明記者会見を開催した。

同社のエザード・オーバービークCEO(最高経営責任者)は、アジア太平洋地域で高精細なデジタル地図データを活用した車の位置情報サービスなどを拡大していく姿勢をPR。日本でも中小物流事業者らの配送経路最適化サービスを早期に開始することに強い意欲を見せた。

また、2019年に資本・業務提携したNTTや三菱商事と組み、物流効率化支援など多様な事業を積極的に提供していきたいとの意向をあらためて示した。

オーバービークCEOは、日本でゼンリンと提携した点などに言及し、20年に10億ユーロ(約1200億円)の新規ビジネスを獲得したと説明。道路の交通規制の内容や勾配、カーブの曲がり具合などを立体的に表示し、ドライバーの安全運転を支援する「HERE Lanes(ヒア・レーンズ)」などの新サービスを開発、展開していることをPRした。

また、配送経路の最適化を支援する「HERE WeGo Deliver(ヒア・ウィゴー・デリバー)」は現在、9000を超える中小企業で使われていると指摘。「日本でもサービスに関心を持つ複数の企業と協議をしており、もし必要とされればサービスを展開する能力は確実に有している」と前向きな姿勢をのぞかせた。

NTTや三菱商事との提携については、ラストワンマイル配送の効率化に加え、トラックの積載率向上の面でも三菱商事と協力して取り組んでいく計画をアピール。NTTとは高速大容量通信が可能な5G(第5世代移動通信システム)を生かし、位置情報を踏まえた広告提供などの新サービスを視野に入れていることをあらためて説明した。


オーバービークCEO(ヒアテクノロジーズ提供)

(藤原秀行)

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