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大和ハウス、立ち作業負担軽減へ独自のアシストスーツを全国の自社9工場に順次導入

大和ハウス、立ち作業負担軽減へ独自のアシストスーツを全国の自社9工場に順次導入

アルケリスやサンコロナ小田と共同開発、筋肉の活動量を最大33%抑制

大和ハウス工業は10月13日、製造現場での立ち作業の負担を軽減するアシストスーツ「アルケリスFX」を独自に開発したと発表した。

開発は医療従事者向けの作業負荷軽減機器の販売・レンタルなどを手掛けるアルケリス(横浜市)、原料素材加工などを担うサンコロナ小田(大阪市)の両社と共同で実施。重量は片足当たり約2キログラム。モーターなどを使っていないため、電力は不要。

同日から大和ハウスが全国に構えている自社工場9カ所で計37台を順次導入していく計画。作業者が中腰の姿勢になると、一定の角度でひざを固定し、いすに座っている状態にすることで、立ち姿勢の維持や腰の曲げ伸ばしに用いる脊柱起立筋の活動量を最大33%抑えられるという。

建設現場は人手不足に加えて高齢者も課題となっており、戸建て住宅や事業施設などの建築部材を生産する工場の身体的な負荷を減らし、働きやすい環境を整備して雇用確保を図るのが狙い。

アルケリスが販売している医療従事者の立ち作業支援用アシストスーツ「アルケリス」を基本に、サンコロナ小田の炭素繊維複合材料「Flexcarbon(フレックスカーボン)」を使い、独自のアシストスーツに改良。スーツ自体を約40%軽量化することに成功し、より使いやすくした。

「アルケリスFX」は2021年1月から一般にも販売する予定。希望小売価格は税別49万8000円で、アルケリスがサンコロナ小田や大和ハウス工業傘下の大和リースと連携して取り扱い、1年目は110台、2年目は350台、3年目は1000台の販売を目指す。


「アルケリスFX」(以下、全て3社提供・クリックで拡大)


着用時の様子

(藤原秀行)

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