現地医療機関や東京医科歯科大と連携、ウェブセミナー開催など想定
鴻池運輸は11月12日、インドで医療関連サービスを提供しているグループ企業のCARNA MEDICAL DATABASE(カルナメディカルデータベース)が同国の民間医療機関Artemis Hospitals(アルテミス病院)や東京医科歯科大と連携し、カルナメディカルが本拠を置くインドのハリヤナ州に居住もしくは滞在している日系企業社員や外資系企業の日本人社員、家族を対象に、新型コロナウイルスの感染防止対策を支援するサービス「Carna Health Support Club(カルナヘルスサポートクラブ)」を同15日に開始すると発表した。
感染予防に関するウェブセミナーの開催や、感染したり感染が疑われたりする場合の入院・在宅診療、相談受付電話窓口の開設などを提供する。利用に際しては海外傷害保険か医療保険に加入していることが必須となる。
原則として1年契約で、会員登録料として1人当たり8万4000ルピー(約11万8000円、税別)が必要。同サービスの提供は2023年11月までの3年間を予定している。
同サービスは当初、鴻池運輸の従業員向けに展開しており、外部の企業にも利用してもらうこととした。
(藤原秀行)