特定のメーカーに絞り込まず、必要な時に必要な台数稼働
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は12月24日、複数の物流現場向けロボットを効率的に作業させる倉庫運営プラットフォームの開発に着手したと発表した。Rapyuta Roboticsに助成、開発を後押しする。
事業期間は2020~21年度と設定。既存の倉庫管理システム(WMS)と入出庫の情報をやり取りしながら、特定のメーカーに絞り込まず、ロボットの必要な機能を、必要な時に必要な台数で効率的に動かせるようにすることを想定している。
NEDOは「世界初のオープンな物流ロボット向けクラウドプラットフォームを構築する」と説明。ハードウエアやソフトウエアの開発企業がプラットフォームで利用可能な製品をカタログ登録し、物流会社が登録された製品の利用時に料金を支払う従量課金制の実現にも取り組む計画だ。
オープンプラットフォームのイメージ(NEDOプレスリリースより引用・クリックで拡大)
(藤原秀行)