ブルーイノベーション、神奈川・小田原でみかんのドローン自動運搬実験

ブルーイノベーション、神奈川・小田原でみかんのドローン自動運搬実験

急傾斜地の農園から、20キログラム搭載し100メートル移動に成功

ブルーイノベーションは1月18日、神奈川県小田原市で、ドローン(無人飛行機)を活用した農作物の自動運搬実用化に向けた実証実験に参加したと発表した。

実験は1月15日に環境、国土交通の両省が展開している事業の一環として実施。神奈川県や学校法人の慶應義塾も参加した。

急傾斜地にあるみかんの農園から集荷所周辺まで直線距離で約100メートル、高低差14メートルを、20キログラムのみかんを搭載してドローンで運搬した。ドローンはSkyDrive製の試験機体を採用した。

ブルーイノベーションは昨年11月にも北海道当別町で、農作物のドローン運搬試験を成功させている。農業は高齢化や後継者不足が深刻化しており、同社は実験で課題を洗い出し、ドローンを活用した作業の負荷軽減を早期に実現したい考えだ。


みかん運搬の様子(ブルーイノベーションプレスリリースより引用・クリックで拡大)

(藤原秀行)

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