ヤマトHD・長尾社長、傘下のヤマト運輸社長兼務へ

ヤマトHD・長尾社長、傘下のヤマト運輸社長兼務へ

4月1日付、グループ再編に伴い経営体制見直し

ヤマトホールディングス(HD)は1月21日、長尾裕社長が4月1日付で傘下のヤマト運輸社長を兼務する人事を発表した。現在はヤマト運輸取締役。ヤマト運輸現社長の栗栖利蔵氏は機能本部統括などを担う専務取締役となる。

ヤマト運輸は今年4月1日、ヤマトロジスティクスなどグループ6社を吸収合併し、1社の一部事業を承継する再編を行う予定。経営体制を見直し、ヤマトHDとヤマト運輸の両社トップを長尾氏が兼ねることで、経営判断の迅速化などを図る狙いがあるとみられる。

ヤマト運輸の副社長には神田晴夫取締役が昇格するほか、ヤマトHDの柴﨑健一副社長がヤマト運輸取締役を兼務することも決定した。神田氏は現在、ヤマトHDの代表取締役副社長を兼務しているが、4月1日からは同社取締役となる。

(藤原秀行)

経営/業界動向カテゴリの最新記事