センコーGHD、21年3月期予想の連結営業利益を210億円、純利益を130億円に上方修正

センコーGHD、21年3月期予想の連結営業利益を210億円、純利益を130億円に上方修正

営業収益は引き下げも、物量回復やコスト改善追い風で増益に

センコーグループホールディングス(GHD)は2月8日、2021年3月期の連結業績予想を修正した。

売上高に相当する営業収益は従来予想の5850億円から5780億円に引き下げた一方、営業利益は202億円から210億円、経常利益は200億円から213億円、純利益は114億円から130億円にそれぞれ引き上げた。

営業収益は昨年12月に買収を発表した家庭紙卸のアズフィットのグループ入りが次期(22年3月期)にずれ込むことが影響する。ただ、新型コロナウイルスの感染拡大で落ち込んだ物量が想定以上に回復していることや、コスト改善が進捗していることなどが追い風となり、前期(20年3月期)から増益に転じるとみている。

(藤原秀行)

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