イノフィス、アシストスーツを韓国で販売開始

イノフィス、アシストスーツを韓国で販売開始

労働力不足で需要に期待、公式グローバルサイトも開設

東京理科大発のベンチャー企業イノフィス(東京都千代田区神田紺屋町)は2月17日、重量物持ち上げといった現場作業時に装着して腰などへの負荷を軽減するアシストスーツ「マッスルスーツEvery(エブリィ)」を新たに韓国で販売開始したと発表した。

現地の販売代理店と連携、2月15日にスタートした。韓国は少子高齢化が進み、労働力不足も深刻化しているため、同社は介護や製造業、農業など幅広い領域でアシストスーツの需要が見込めると期待している。

韓国での販売開始に合わせ、公式グローバルサイトを開設した。英語や中国語、韓国語などに対応している。

Everyは価格を10万円台に抑えたことや、重量を3・8キログラムと軽量化に努めたことなどが評価され、日本国内では累計販売台数が1万6000台を超えた。物流の現場もターゲットにしている。


Everyの使用イメージ(イノフィス提供)

(藤原秀行)

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