物流業界特化のロジスティクスチームが選定、コンサルティング内容拡充
運送事業者の業務効率化支援を手掛けるスタートアップ企業のAzoop(アズープ、東京都世田谷区上馬)は3月5日、クラウドベースの車両管理システム「トラッカーズマネージャー」に関し、足利銀行と顧客紹介のアライアンス契約を結んだと発表した。
足利銀行は物流業界に特化した「ロジスティクスチーム」を設置し、資金調達や財務改善、採用、事業承継、M&Aなど多岐にわたる領域でコンサルティングサービスを手掛けている。
その一環として、Azoopの車両管理システムを選定、取引先の運送事業者へ積極的に紹介し、コンサルティングの内容拡充を図る。
トラッカーズマネージャーは2020年3月に正式版の提供を開始。稼働状況などのデータを基に、運送事業者が保有している車両1台当たりの収益を算出し、最適化に向けた施策をサポートしている。既に100社以上で採用されているという。
(藤原秀行)