昨年の米ユビマックスに続き、事業拡大図る
ドイツのリモート接続サービス大手TeamViewer(チームビューワー)はこのほど、AR(拡張現実)を活用した製造業の現場作業効率化支援を手掛ける米Upskill(アップスキル)を買収したと発表した。買収額は開示していない。
アップスキルは米ボーイングなど大手企業や業界団体などにソリューションを提供。スマートグラスやハンドヘルドモバイルデバイスを使い、現場の生産や検査、監査業務の進捗状況などをサポートしている。
チームビューワーは2020年、やはりARを使った各種業務改善支援ソリューションを展開している米Ubimax(ユビマックス)を買収。自社のリモート接続サービスと連携した新たなソリューションを生み出している。アップスキルも傘下に収め、AR事業の拡大を図る。
(藤原秀行)