三井倉庫、東京・品川でJR貨物開発の大型物流施設に入居

三井倉庫、東京・品川でJR貨物開発の大型物流施設に入居

埼玉・加須のヘルスケア専門センターのサテライト拠点と位置付け、4350平方メートル

三井倉庫ホールディングス(HD)は3月16日、傘下の三井倉庫が、東京都品川区八潮の東京貨物ターミナル駅構内で開発した大型物流施設「東京レールゲートWEST」内に新たな拠点を開設したと発表した。

三井倉庫が埼玉県加須市で運営しているヘルスケア領域専門の物流拠点「関東P&Mセンター」のサテライト拠点と位置付けており、広さは約4350平方メートル。4月に本格稼働を開始する予定。

同社は昨年、グローバルな医療機器メーカーのベクトン・ディッキンソン(BD)の日本法人とメディコンの2社から日本国内の物流業務を一括受託。関東P&Mセンターで業務を担っている。同センターのサテライト拠点は群馬県館林市に次いで2カ所目。

羽田空港に近い立地を生かし、外科領域の製品や各種検査機器用の試薬製品、補給部品など緊急性の高い製品を取り扱う。関東P&Mセンターと同一の品質管理基準に則り、付加価値の高い物流サービスを提供する。


サテライト拠点が入る東京レールゲートWEST(以下、いずれも三井倉庫HDプレスリリースより引用)


拠点の内部

(藤原秀行)

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