中東の海運事業者GACが当局情報を紹介、別の事業者は「未定」
エジプトのスエズ運河で大型コンテナ船が座礁、水路をふさぐ形で停泊しているため他の船舶が通航できなくなっている事故に関し、中東の大手海運事業者GACは3月24日、ホームページを通じ、スエズ運河庁の情報を引用する形で、当該のコンテナ船の移動作業が進み、岸に沿う形に動かされたことを明らかにした。
同日正午に更新した情報として伝えた。順調に作業が進めば一両日中に他の船舶が通航を再開できるとみられる。
ただ、スエズ運河の渡航サービスを担うレス・エージェンシーズは同日、当該コンテナ船の位置を直す作業に当たっているタグボートの様子などをとらえた画像をツイッターで順次公開する一方、運航再開の時期はまだ決まっていないと発信した。
海外主要メディアの報道などによると、当該のコンテナ船「エバーギブン」は今治造船グループの正栄汽船(愛媛県今治市)が所有し、運航は台湾のエバーグリーン・マリンが担っている。総トン数は約22万トン。中国からオランダ・ロッテルダムに向かう途中で座礁した。当時、現場一帯は強風が吹いていたもようだ。
(藤原秀行)※写真はイメージ