第2号案件、3温度帯輸配送を展開
SBSホールディングス(HD)と日本政策投資銀(DBJ)は3月30日、昨年3月に共同で組成した物流企業を投資対象とするファンド「日本物流未来ファンド」が、千葉県柏市の運送会社「創友」に同日付で投資したと発表した。
昨年11月に実施した千葉市の物流企業「アイアンドアイ千葉中央」に続く第2号案件となった。今回の投資額は開示していないが、数億円とみられる。
創友は冷凍食品や食肉、乳製品などの食品を軸に3温度帯対応の輸配送を手掛け、売上高は約3億円。ファンドの力を借りて経営基盤の強化を図る。将来はSBSグループ入りを視野に入れている。
同ファンドはSBSHDとDBJが折半出資で設立。地方で人手不足や後継者難に直面している運送会社などに投資、経営を支援するのが狙い。
(藤原秀行)※写真はイメージ