創業者の河野氏は代表権ない会長に
産業用ドローン(無人飛行機)の開発などを手掛けるプロドローン(名古屋市天白区)は3月31日、新社長に電通名鉄コミュニケーションズ(DMC)出身の戸谷俊介氏(58)が同日付で就任したと発表した。創業者の河野雅一社長は代表権のない会長に就いた。
戸谷氏は名古屋市出身。DMCで国内外のモータースポーツ関連業務に携わった後、東京支社長時代に名鉄グループの「ドローン事業化部会」に参加。2019年の東京モーターショーでは、モータースポーツ知見を生かして日本初の FAI(国際航空連盟)公認 DTRC2019ドローンワールドカップと、空の移動革命に向けたシンポジウムを開催するなど、ドローンに関する知見を持つ。
プロドローンは戸谷氏を新社長に招いた理由について「空への意欲はもちろん、あらゆる意味において『チャレンジング』なことを評価した」と説明している。
戸谷新社長(プロドローン提供)
(藤原秀行)