管理当局長官が発表
海外主要メディアの報道などによると、エジプトのスエズ運河を管理するスエズ運河庁のオサマ・ラビア長官は4月3日、大型コンテナ船「エバーギブン」の座礁事故で足止めを強いられていた他の船舶400隻以上が、全て同運河を通過したと発表した。
事故は3月23日に発生、6日後の同29日にエバーギブンの離礁に成功、同運河の通航を再開していた。ラビア長官は通常の状態に戻ったと説明している。
ただ、事故後、新たに同運河へ到着した船舶が100隻以上あるもよう。完全な正常化にはさらに時間を要しそうだ。
(藤原秀行)※写真はエバーギブン・スエズ運河庁ウェブサイトより引用