【動画】物流現場向け自動化・省力化機器集めたトヨタL&Fの新ショールーム公開

【動画】物流現場向け自動化・省力化機器集めたトヨタL&Fの新ショールーム公開

最先端自動フォークリフトなど展示、顧客ごとに最適なソリューション提供へ

豊田自動織機のトヨタL&Fカンパニーは4月5日、2001年の開設以来20年ぶりに全面リニューアルした千葉県市川市の物流現場向け自動化・省力化機器に関するショールーム「トヨタL&Fカスタマーズセンター東京」をメディアに公開した。同6日に予約制で一般公開を開始する。


カスタマーズセンターの外観


展示しているトヨタL&Fの自動フォークリフト


ピッキング作業を支援する自律モバイルロボット

物流現場の慢性的な人手不足やeコマース市場拡大、新型コロナウイルスの感染拡大による物流業務の自動化ニーズの高まりを考慮し、大規模物流センターをはじめさまざまな物流現場の要望に対応可能な最新の機器とシステムを展示。各製品を組み合わせ、顧客の現場ごとに最適なソリューションを提案することに力点を置く「コンサルティング型ショールーム」として運用するのが特徴だ。

さらに、物流の自動化で先行する欧米で実績を重ねている豊田自動織機グループの米バスティアンやオランダのファンダランデの自動化・省力化機器も積極的に展示する。

カスタマーズセンターでは、入荷から出荷までの全工程を自動化した「フルオートメーションソリューション」と、庫内で人と機械が協働する「セミオートメーションソリューション」の両面で実際のオペレーションを提示。顧客が抱える多様な課題を解決できるようサポートする。1階のフルオートメーション展示では自動バンニング(積み付け)・デバンニング(荷降ろし)機器やトヨタL&Fの最先端自動フォークリフトなどを配置。2階のセミオートメーション展示では欧米の最新物流自動化システムがお目見えしている。

さらに、来場者の課題をヒアリングし、多様な商品の情報や導入事例を分かりやすく提示する「コンサルティングシアター」を開設。トヨタグループの効率化・安全強化の取り組みを見学できる「安全道場」や「訓練道場」も展示している。


1階のフルオートメーション展示


バンニング・デバンニング機器


3階のソリューション体感フロア


庫内のレイアウトを3Dでシミュレーションできる


コンサルティングシアター


安全道場

(藤原秀行)

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