JR北海道、JR東日本、JR東日本物流の3社は4月14日、北海道・東北新幹線による荷物の定期輸送を同15日に開始すると発表した。北海道産の鮮魚や駅弁を東京へ運ぶ。
これまでにも3社は新幹線で輸送した地産品を首都圏の駅構内店舗で販売するイベントなどを実施してきた。新型コロナウイルスの感染拡大でJRグループの旅客輸送が深刻な打撃を受けているため、定時運行やスピードなど新幹線の特性を活用した物流に注力、新たな収益源を確立したい考えだ。
事業主体はJR東日本物流で、JR北海道、JR東日本は列車輸送を受託。新函館北斗駅に持ち込まれた商品を新幹線の業務用室内空きスペースに積み込み輸送、東京駅で取り降ろした商品は同駅構内の店舗や首都圏の飲食店舗などへ運び、納品する。
(画像はプレスリリースより引用)
(ロジビズ・オンライン編集部)