日本郵船と三菱倉庫の傘下4社統合、12月17日に延期

日本郵船と三菱倉庫の傘下4社統合、12月17日に延期

所定手続きに遅れ、持ち株会社「エム・ワイ・ターミナルズ・ホールディングス」

 日本郵船と三菱倉庫は11月30日、先に公表していた日本郵船グループの国内港運事業会社4社の経営統合に関し、時期を当初予定の11月から12月17日に延期すると発表した。所定の手続きが遅れているため。

 経営統合の対象はユニエツクス(東京)、日本コンテナ・ターミナル(同)、旭運輸(名古屋市)、郵船港運(大阪市)。日本郵船と三菱倉庫が共同出資で持ち株会社を立ち上げた上で、4社を傘下に収める流れ。港湾運送の品質向上と経営効率化を促進するのが狙い。

 持ち株会社の出資比率は日本郵船51、三菱倉庫49。名前は「エム・ワイ・ターミナルズ・ホールディングス」とし、日本郵船の丸山英聡専務経営委員が社長に就任する。

 日本郵船と三菱倉庫は併せて、ユニエツクスと日本コンテナ・ターミナルの合併期日も、従来計画の2019年1月から4月1日に変更することを発表した。合併後は「ユニエツクスNCT」に社名を変更する。

(藤原秀行)

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