局長は死亡、日本郵便四国支社が経緯調査
日本郵便四国支社は6月24日、愛媛県愛南町の「深浦郵便局」で、郵便局の運営資金が帳簿上の残高に対し、実際には大幅に不足していることが判明したと発表した。不足額は約2億円に達しているという。
同郵便局の男性局長は6月23日に亡くなっていることが確認されており、同支社は愛媛県警に相談するとともに、詳しい経緯を調べている。
同支社などによると、同郵便局の規模に比べて帳簿上の資金が多額になっていたため、6月23日に同支社の社員が同郵便局の調査を実施、巨額の資金不足が明らかになった。男性局長は調査の際、外出したまま戻らず、行方不明になっていた。
(藤原秀行)