新型コロナウイルスワクチン輸送に対応の薄型ポータブル保冷庫を提供

新型コロナウイルスワクチン輸送に対応の薄型ポータブル保冷庫を提供

ぺプルコーポレーションとテックスイージーが連携して販売開始

ペブルコーポレーション(東京都江東区)は6月30日、テックスイージー(東京都町田市)の薄型低温輸送保冷庫「TEXY-10V」を、自社の運営するD2Cトータルパッケージサービス「GPX-N」を活用して7月1日に販売開始すると発表した。

新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種が全国で始まっているが、現状は保冷バッグに保冷剤を詰めて輸送しており、適切な温度管理が必ずしも成されていないためにトラブルが頻発している。

「TEXY-10V」はペルチェ素子制御技術を持つテックスイージーが製造。保冷剤方式とは異なり、電源方式による安定した温度管理が行われ、温度ロガー(温度記録計)搭載で常に温度確認が可能なのが特徴だ。

一般電源(AC給電)と外部バッテリー駆動の2つの給電方法を備えており、各拠点や施設での保管、長時間の輸送にも対応する。また、液晶・半導体周辺機器の搬送システムを長年にわたって手掛けてきた同社の独自技術から、6キログラム程度のコンパクト設計に収まっている。

両社はワクチン接種医療分野においてコールドチェーン最終段階を担う輸送システムとなり、適切な温度管理の下、医薬品倉庫からクリニックまで、ワクチンをデリバリーできる製品になっていると強調している。

(画像はプレスリリースより引用)
(ロジビズ・オンライン編集部)

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