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【動画】山梨・小菅村のドローン配送が100回達成、住民に吉野家の「空飛ぶ牛丼」提供

【動画】山梨・小菅村のドローン配送が100回達成、住民に吉野家の「空飛ぶ牛丼」提供

エアロネクスト、4月末から試験的に継続

ドローン開発などを手掛けるスタートアップ企業のエアロネクストは7月21日、山梨県小菅村で今年4月から試験的に続けているドローン配送の実施回数が7月1日で100回に到達したと発表した。

同日、村民に感謝の意を示すため、吉野家の牛丼弁当150個を無料配布。その一部はドローンで村民の元に届けた。“空飛ぶ牛丼”を一般の人に振るまうのは初めて。村内に駐車した吉野家のキッチンカー「オレンジドリーム号」で調理した牛丼弁当を専用ボックスに格納、15~20分間隔で発送した。

ドローン配送は現在、村内の8地区のうち4地区に5飛行ルートを開設。村内に設けている日用品や食品の配送・在庫拠点「ドローンデポ」で注文を受けると、ドローンで各集落に設置した専用の着陸場所まで数百メートルを飛行して届け、住民が受け取る仕組み。現在は120回を突破している。

この日は通常使っているドローン機体に加え、エアロネクストがACSLと共同で独自開発した物流専用ドローンも投入した。機体が傾いても荷物は水平を保つことができる機体構造設計技術「4D GRAVITY2」を搭載、安定して運べるようにしているほか、最大積載重量は5キログラムと、これまでの3倍強の重い荷物を運べるようにしているのが特徴。9月から本格的に村内のドローン配送に活用する予定だ。

現地でロジビズ・オンラインなどの取材に応じたエアロネクストの田路圭輔代表取締役CEO(最高経営責任者)は年内をめどに全ての地区に飛行ルートを設置し、ドローン配送の定時配送を確実にする考えを示した。

“空飛ぶ牛丼”を受け取った村内在住の30代の女性は「ドローン配送は小さい子どもがいるので非常に助かる。ドローンは非常にかっこよく、危ないとは感じていない。ぜひこれからも利用したい」と笑顔を見せた。


エアロネクストの物流専用ドローン


飛行している様子(エアロネクスト提供)


村内のドローン飛行ルート(エアロネクスト提供)


牛丼弁当を専用ボックスに納める



ドローンの内部に専用ボックスをセット


吉野家のキッチンカー前から飛び立つドローン(エアロネクスト提供)



牛丼弁当を受け取る住民ら(エアロネクスト提供)


取材に応じる田路CEO

(藤原秀行)

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