大阪中心部へ7キロメートル、22年9月末竣工予定
センターポイント・ディベロップメント(CPD)は7月26日、大阪市西淀川区佃で新たなマルチテナント型物流施設「CPD西淀川」の工事を開始したと発表した。
鉄骨造の地上4階建て、延べ床面積は3万1136平方メートルを計画しており、2022年9月末の竣工を見込む。
大阪~神戸間を結ぶ幹線道路の国道43号線に至近で、阪神高速道路3号神戸線と同5号湾岸線の両高速を利用した広域配送も可能。伊丹空港や大阪港、神戸港など大阪・神戸エリアを包含する配送拠点として優れたアクセスが強みとなっている。
大阪中心部の梅田エリアへ約7キロメートル、新大阪エリアへ約10キロメートル圏に位置。阪神なんば線の出来島駅から徒歩約10分、 阪神電気鉄道本線の千船駅から徒歩約12分と通勤利便性が高く、周辺には豊富な労働人口を抱える住宅エリアが広がることから雇用確保にも優位性を備えている。工業地域内に位置しているため、施設の24時間運営が可能。
外壁に断熱性能の高いサンドイッチパネルを採用し、全館LED照明を備えるなど省エネ対策に注力。環境負荷低減に配慮した施設として大阪府のCASBEE(建築環境総合性能評価システム)「Aランク」の評価を取得する。休憩室やドライバー用トイレなどのアメニティー設備を導入する。
「CPD西淀川」の完成イメージ
「CPD西淀川」の立地(いずれもCPDプレスリリースより引用)
(藤原秀行)