2・2万平方メートル、北摂エリアまで10分圏内
伊藤忠商事と伊藤忠都市開発、サンケイビルは7月26日、大阪府箕面市で共同開発していた「(仮称)箕面森町物流施設」が6月末に竣工したと発表した。
北部大阪都市計画事業の「水と緑の健康都市特定土地区画整理事業」に伴い建設。鉄骨造の地上4階建て、延べ床面積は2万1663平方メートルで、マルチテナントにも対応可能。トラックバース12台、トラック待機場2台を備えている。
新名神高速道路の箕面とどろみICから約2キロメートルと近接しており、箕面グリーンロードや新御堂筋を使えば北摂エリアまで10分、大阪中心市街地まで30分以内にアクセスできる見通し。京阪神地域や中国地方・四国地方といった広範囲をカバーできる物流拠点になると見込む。周辺には住宅エリアが開発されていることなどから、雇用確保の優位性も高いとみている。
伊藤忠都市開発はこれまでに3大都市圏で10棟の物流施設開発に着手済み。
新施設の外観と内観
伊藤忠都市開発の開発実績(いずれも同社提供)
(藤原秀行)