停留の自動検知も、走行距離短縮可能に
Hacobuは7月30日、車両の動態管理サービス「MOVO Fleet(ムーボフリート)」に関し、輸送時のCO2排出量可視化と自動停留検知の2機能を追加したと発表した。
温暖化対策の機運が高まり、運輸部門のCO2削減が不可欠となっているのに対応した。いずれも基本機能として利用できるためオプション料金は不要。
車両ごとにCO2排出量の目安を算出、サービス画面に表示する。データとして蓄積し、日報に反映したり実績を集計したりすることもできる。
また、車両がどこで、どの程度の時間停留しているかを自動で検知。ルートの見直しと走行距離短縮につなげられるようにする。運航管理者が把握していなかった停留地点を見つけられれば、地点マスターデータとして登録、着荷を自動的に記録する。Hacobuは2つの機能を組み合わせて走行ルートをより効率化し、CO2排出量削減を促進できると見込む。
CO2排出量可視化のイメージ
自動停留探知のイメージ(いずれもHacobu提供)
(藤原秀行)※写真はHacobu提供