沿線で朝収穫の生鮮品を午後販売、より鮮度保持可能に
旭化成は8月3日、同社のクラウド型生鮮品物流ソリューション 「Fresh Logi(フレッシュロジ)システム」と、JR東日本水戸支社が持つ鉄道網を活用した貨客混載・鮮度保持物流を構築したと発表した。
JR東日本水戸支社の事業エリア内で朝収穫された生鮮品が午後には販売可能となる。旭化成の技術を用い、より鮮度保持にこだわった新たな輸送手段で、沿線地域の活性化と鉄道利用による低コストかつ低環境負荷での鮮度保持輸送の提供を目指し、8月5日からJR品川駅構内の「NewDays品川中央」で販売予定の一部生鮮品で活用をスタートする。
「Fresh Logiシステム」は、独自に開発した専用装置「Fresh Logi密閉ボックス」内の環境(青果物の輸送・保管温度・湿度・ガス組成など)をセンシングすることで輸送・保管環境を可視化。さらに同社のインフォマティクス技術を活用して青果物の鮮度を推定・予測するのが特徴だ。
(画像はプレスリリースより引用)
(ロジビズ・オンライン編集部)