Azoop、トラックなど中古商用車のファイナンスリースで独自審査基準設定

Azoop、トラックなど中古商用車のファイナンスリースで独自審査基準設定

利用を容易に、月額料金もサイト掲載

運送事業者の業務効率化支援を手掛けるスタートアップ企業のAzoop(アズープ、東京都世田谷区上馬)は8月5日、運営しているトラックなど商用車専門の中古車ECサイト「トラッカーズマーケット」で、新たに独自の審査基準を設定したファイナンスリースを設定すると発表した。

併せて、サイト内で表示している中古車の価格に、月額リース料金を併記。利用者がより正しく車両の情報をつかめるよう配慮している。

ファイナンスリースは3段階に分かれた審査基準を設けており、他の中古車販売事業者らでリースの審査落ちをした企業も、トラッカーズマーケットでリースを利用できる可能性が高まるようにし、業容拡大やコスト低減を図りたい運送事業者のサポートを強化したい考え。リースの利用を促し、金融機関からの借入枠を運転資金調達などに充てられるようにする狙いもある。

月額リース料金は車両の検索結果や詳細な情報掲載のページで公表。運送事業者がリースの計画を立てやすくなるようサポートする。加えて、トラッカーズマーケットのサイトでリースの支払い期間を2~5年の間で設定、具体的にどの程度資金が必要かを試算できる機能も提供している。

トラッカーズマーケットは同日現在、累計で1万2000台の情報を掲載、現時点では5500台に達している。掲載台数は直近の半年で2倍程度に増え、問い合わせ件数も1・6倍に上っているという。


トラッカーズマーケットのサイト

(藤原秀行)

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