NTTロジスコ、千葉・市川の物流センターで化粧品専用の危険物倉庫設置へ

NTTロジスコ、千葉・市川の物流センターで化粧品専用の危険物倉庫設置へ

スプレー缶やアルコール消毒など取り扱い可能に、輸配送コスト低減見込む

NTTロジスコは8月5日、千葉県市川市の物流拠点「千葉物流センター」構内で、新たに化粧品の物流専門の「(仮称)千葉物流センター危険物倉庫」を建設すると発表した。

平屋建てで延べ床面積は637平方メートルを計画、今年12月の竣工を見込む。

千葉物流センターのB棟では化粧品に関する物流業務のシェアリングサービスを運営、複数の企業向けに入出荷や在庫管理、輸配送などを提供している。化粧品のメーカーやディーラーの間で危険物に該当する製品の取り扱いに関するニーズが高まっているため、法定の危険物倉庫を整備し、香水やスプレー缶、アルコール消毒など消防法に適応した危険物第4類(引火性液体)に該当する製品に対応する。

一般倉庫の敷地内で危険物倉庫を設けることにより、危険物以外の製品との同梱が迅速にできるようになり、配送までのリードタイム短縮やコスト低減につながると見込む。危険物倉庫は24時間温度管理が可能な体制とし、品質管理に万全を期す。


千葉物流センターの概要と周辺環境


危険物倉庫の外観イメージ


千葉物流センターの所在地(いずれもNTTロジスコ提供)

(藤原秀行)

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