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首都圏地盤のオーケー、関西スーパー買収に名乗りへ

首都圏地盤のオーケー、関西スーパー買収に名乗りへ

第3位株主、H2Oに対抗

首都圏でディスカウントスーパーを展開するオーケー(横浜市)が、関西を地盤とする食品スーパーの関西スーパーマーケット買収に名乗りを挙げる方針を固めたことが分かった。

関西スーパーに対しては、8月に筆頭株主のエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングが、傘下のイズミヤ、阪急オアシスの2社と経営統合する方針を公表したばかり。オーケーは関西スーパー買収を関西進出の足掛かりにしたい考えとみられ、以前より水面下で関西スーパーにTOB(株式公開買い付け)を提案していたもよう。今後H2Oとの間で関西スーパーの争奪戦となる可能性がある。

オーケーは関西スーパーに今年3月末時点で約7・6%を出資する第3位株主。経営統合に向けて関西スーパーが10月末に開催する予定の臨時株主総会で、H2Oグループと経営統合するための株式交換に反対を表明する方向で調整しており、他の株主にも賛同するよう呼び掛けていく方針。その際、関西スーパーへのTOBによる子会社化を提案するとみられる。

H2Oはグループの百貨店大手、阪急阪神百貨店の経営環境が新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛などの影響で厳しいため、食品スーパーの強化を打ち出している。関西スーパーをグループに取り込み、事業規模拡大、商品調達や物流、店舗運営の効率化を図る考えだ。

(藤原秀行)

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