現地有力企業グループと合弁設立へ
国分グループ本社は12月12日、シンガポールで食品関連事業を展開しているコモンウェルスキャピタル(CCPL)と、低温食品物流を手掛ける合弁会社の設立で合意したと発表した。
成長が続くASEANの中でも食品物流の高度化が見込まれる同国で、現地の有力企業と組み、コールドチェーンのニーズ拡大を図る。
合弁会社はCCPLが70%、国分グループ本社が30%を出資。12月14日付で同社が株式を引き受ける。CCPL傘下のコモンウェルスフードサービシーズ(CFS)から低温食品物流事業を合弁会社に12月1日付で移管した。今後は同国内の外食・小売り事業者らから物流業務の受託を目指す。
CFSの2017年12月期の売上高は2928万7000シンガポールドル(約24億3000万円)だった。
(藤原秀行)