製造業や物流業に導入コスト削減のノウハウ提供
ロボット関連技術の開発を手掛け、トヨタ自動車が出資している米国のベンチャー企業リアルタイムロボティクスは9月30日、日本で初めてとなるオフィスを10月1日に東京・品川で開設すると発表した。
プログラミングの簡略化などでロボット導入の包括的なコスト削減を図るノウハウを提供、人手不足に悩む日本の製造業や物流業に採用を働き掛けていく考え。
東京オフィスは同社の技術を披露するショーケースラボとしても運営する予定。
リアルタイムロボティクスは今春、合計3140万ドル(約34・5億円)の資金調達を公表。ファナックや川崎重工業、三菱電機、シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア、安川電機などとビジネスパートナーとして協業に取り組んでいる。
新オフィス(リアルタイムロボティクス提供)
(藤原秀行)