シンガポール企業が長期賃貸、1棟目は24年第2四半期にサービス開始へ
物流施設など産業用不動産大手の豪グッドマンは10月7日、千葉県印西市で日本法人が手掛けている大規模な複合開発プロジェクト「グッドマンビジネスパーク」(GBP)内でデータセンター2棟を、シンガポールのデータセンター運営大手STテレメディア・グローバル・データセンターズ(STT GDC)と連携して新設すると発表した。
2棟はグッドマンが開発、STT GDCが長期にわたり賃貸する。1棟目は2024年の第2四半期(4~6月)にサービスを始める予定。
2棟の総延べ床面積は6万平方メートル、IT電力は60メガワットを予定。GBPは複数の物流施設やデータセンターを開発する予定で、全てが完成すると総賃貸面積は80万平方メートルを超え、資産評価額は3000億円を上回る見込み。開発する物流施設とデータセンターは全て入居・利用企業が確定しているという。
GBP全体のイメージ(グッドマンジャパン提供)
(藤原秀行)