ECサービス拡充狙い、株式5割を3・8億円で取得予定
インターネット向け広告配信などを手掛ける東証マザーズ上場のフィードフォースグループは10月14日、EC事業者の出荷業務自動化サービス「シッピーノ」を手掛けるシッピーノを買収すると発表した。
10月21日付でシッピーノの発行済み株式の5割弱を同社の田渕健悟代表取締役やHameeなどから取得するとともに、同日付でシッピーノの第三者割当増資を引き受け、総額約3・8億円でシッピーノ株式の50・59%を保有、連結子会社化する。
フィードフォースグループはECサイト構築支援などを手掛けており、シッピーノを傘下に収めてEC向けサービスを拡充したい考え。
シッピーノは2010年創業。20年9月期の売上高は2億円、営業利益は400万円だった。
(藤原秀行)※ロゴマークは両社提供