大京、分譲マンションの各玄関に設置する居住者専用宅配ボックスを開発

大京、分譲マンションの各玄関に設置する居住者専用宅配ボックスを開発

フルタイムシステムと共同、防災備蓄品専用スペースも

マンション大手の大京は10月19日、分譲マンションの各玄関に設置する居住者専用宅配ボックス「ライオンズスマートボックス」を、宅配ロッカーを手掛けるフルタイムシステムと共同で開発したと発表した。

フルタイムシステムと提携する宅配事業者らが専用ICカードで開錠、各住戸の玄関まで配達物を届け、宅配ロッカーに収める。居住者はマンションのエントランスまで行かずに自宅玄関で受け取ることが可能。

高さ160センチメートル、横45センチメートル、奥行き45センチメートル。受け取り可能なサイズは13~77・5センチメートル×38センチメートル×42センチメートル。3つの収納スペースを備え、クリーニングや食品など異なる種類の荷物を受け居られるようにしている。

最上段は停電時にも解錠できる防災備蓄品専用の収納スペースを設置、在宅避難に備えられる。ボックスに入りきらないゴルフバッグなどの大型荷物はマンションのエントランスにある宅配ボックスを利用する。

新型宅配ボックスは今年10月に東京都葛飾区内で着工した物件に初めて導入する。稼働開始は2023年3月の予定。


ライオンズスマートボックスのイメージ


各機能(いずれも大京プレスリリースより引用)

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