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伊藤忠、東部ネットワークと廃油再生燃料の商用運送車向け給油拠点運用を開始

伊藤忠、東部ネットワークと廃油再生燃料の商用運送車向け給油拠点運用を開始

陸上輸送分野の温室効果ガス排出削減に貢献目指す

伊藤忠商事と伊藤忠エネクスは11月1日、東部ネットワークと連携し、廃油や動物油などを再生した燃料「リニューアブルディーゼル(Renewable Diesel、RD)」の商用運送車向け給油拠点の運用を国内で初めてスタートしたと発表した。陸上輸送分野で再生可能資源由来の燃料(リニューアブル燃料)ビジネスに本格参入する。

伊藤忠はフィンランドに本拠を置く世界最大級のリニューアブル燃料メーカーNeste OYJ(ネステ)グループとRDの日本向け輸入契約を締結、伊藤忠エネクス社は国内でRD輸送・給油の基盤整備に取り組んでいる。

従来は顧客に配送して給油を行ってきましたが、新たに神奈川県海老名市の東部ネットワーク営業所地下タンクを利用した給油拠点の運用を開始。周囲に製造工場や物流拠点を持つ企業が給油拠点で直接給油できるようになり、より多くの企業に陸上輸送分野での温室効果ガス排出削減につなげるRDを使う機会を提供できると見込む。

今回販売するRDはライフサイクルアセスメントベースの温室効果ガス排出量を石油由来軽油比で約90%削減できるという。主に輸送用トラック・バスなどに採用、既存の車両や給油関連施設をそのまま使える「ドロップイン」燃料として既に欧米を中心に広く流通している。

今年6月にはファミリーマートで日本初となるコンビニ配送車両へのRD利用を実現。他にもAPモラー・マースクによる国内コンテナドレージ輸送車両や三愛石油の羽田空港内施設関連車両にも使われている。導入コストを最小限に抑え、温室効果ガス排出削減にも大きく貢献できる次世代リニューアブル燃料として、今後陸上輸送分野で一段の利用拡大が期待されている。

(藤原秀行)

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