21年度の生産見通し900万台は維持
トヨタ自動車は11月12日、今年12月の生産計画をグローバルで80万台レベルに設定したと発表した。前年同期(約76万台)並みの水準を見込んでいる。
新型コロナウイルスの感染が東南アジアで再拡大したのが響いて部品の調達に支障が出ていることや、半導体不足が解消されていないことで減産が続いていたが、12月はグループを含む国内14工場28ラインで通常稼働に戻す予定。今年5月以来、7カ月ぶりという。
減産からの挽回に務め、2021年度の生産見通しは900万台を維持する方針。
(藤原秀行)