日立物流西日本の大阪倉庫火災、鎮火は12月1日にずれ込みも

日立物流西日本の大阪倉庫火災、鎮火は12月1日にずれ込みも

消火活動に時間、物流業務には大きな支障出ていないもよう

大阪市此花区の人工島・舞洲にある日立物流西日本の倉庫で11月29日に発生した火災は、1日半以上が経過した11月30日夕方の時点でも、まだ鎮火に至っていない。

日立物流によると、同日午後4時半現在、消火活動が続いている。建物内部が広いことなどから、消火に時間を要しており、状況によっては鎮火が12月1日にずれ込む可能性もあるようだ。

出火当時、約100人が所在していたとみられる従業員は日立物流が全員の無事を確認済み。火災の原因は引き続き調査中。

日立物流は11月30日、「近隣の当社拠点内に現地対策本部を設置し、お客様のご要望に沿って、当社周辺事業所および他地域にて代替拠点の確保とオペレーションの継続を進めている」と説明した。現状では同社グループの物流業務自体に大きな支障は出ていないとみられるが、当該倉庫で取り扱っていた医薬品などへの影響が懸念される。

(藤原秀行)

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