使用全電力グリーン化、22年12月末竣工見込む
シーアールイー(CRE)は12月1日、千葉県白井市で新たなマルチテナント型物流施設「ロジスクエア白井」の工事を本格的に開始したと発表した。
千葉内陸の工業団地としては最大規模の白井工業団地内に位置し、鉄骨造の地上3階建て、延べ床面積は3万807平方メートルを計画。最大4テナントへの分割賃借が可能な設計とする。竣工は2022年12月末を見込む。
常磐自動車道の柏ICと東関東自動車道の千葉北IC、国道 16 号線の3点で結ぶ中間地点に所在し、今後は国道464号北千葉道路の延伸で交通利便性がさらに向上すると見込まれる。
1階と2階にトラックバースを備え、大型車両が直接2階へアクセスできるスロープを設置。計36台の大型車が同時接車可能になる。1階を2分割、2~3階(メゾネットタイプ)を2分割できるようにする。
全館LED照明や人感センサー、節水型衛生器具を採用し、環境や省エネルギーに配慮した施設計画を展開。BELS評価の認証を取得する予定。
屋根全面に太陽光発電システムを導入して自家消費するとともに、エンバイオ・ホールディングスと共同で出資したエンバイオC・エナジーから再生可能エネルギーを調達、使用電力を100%グリーン電力にする構想を立てている。
「ロジスクエア白井」の完成イメージ(CREプレスリリースより引用)
(藤原秀行)