Jリートの産業ファンド、三重・四日市の新築物流施設を取得へ

Jリートの産業ファンド、三重・四日市の新築物流施設を取得へ

敷地内で既存棟に続き、鹿島グループと連携して開発

Jリートの産業ファンド投資法人の資産運用を担う三菱商事・ユービーエス・リアルティは12月8日、三重県四日市市で、新築する物流施設「IIF四日市ロジスティクスセンター」の信託受益権を取得することを決めたと発表した。

竣工予定の2022年9月16日に53億8200万円で取得する計画。地上7階建て、延べ床面積は3万4541平方メートル。

同社は9月、同じ四日市市にある2000年6月完成の既存物流施設(地上5階建て・延べ床面積1万8155平方メートル)を今年12月13日に36億4000万円で取得、名称を「IIF四日市市ロジスティクスセンター(既存棟)」とする方針を公表済み。同じ敷地内の空いているスペースで大手ゼネコンの鹿島グループと連携し、もう1棟を新築する方針だ。

両施設は東名阪自動車道の四日市東ICから約1.5キロメートルで、24時間稼働が可能な汎用性の高い産業集積地に立地する。キオクシアの四日市工場に隣接したエリア。


新築棟の竣工イメージ(三菱商事・ユービーエス・リアルティのプレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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