午前中発注で対応、天候見ながら数量判断可能
低温物流や人材派遣などを手掛けるプラウド(東京都千代田区神田佐久間河岸)は12月8日、飲食店向けにクラフトビールを配送するサービス「東京クラフトビール物流」の提供を開始したと発表した。
クラフトビールの販売に参入する事業者を対象に、東京23区内で最短当日中に店舗へビールを届ける。
「都内の店舗はビールの保管場所が狭い」「ビールの売れ行きは天候に左右されるため、在庫管理が難しい」といった店舗責任者の課題を解決するのが狙い。
午前中の発注で当日に配達するため、天候を確認してから発注することが可能。空になった樽を配達時に無料で回収し、保管スペースの確保と樽を返却する作業を不要にする。パレット単位で保管するため、飲食店が小規模から利用を始められるのもメリット。
瓶入り商品のラベル張りや箱詰めなどの加工作業も代行する。プラウドは配達車両台数を充実させ、2022年末までに30社への導入を目指す。
サービスの概要(プラウド提供)
(藤原秀行)