22年1月より、鋼材価格や物流費の高騰をコスト削減で補えず
コマツは12月22日、国内市場向けの建設機械とフォークリフトの全製品を2022年1月1日以降の受注分から平均で10%値上げすると発表した。
建設機械の需要自体は資源価格の上昇やインフラ整備の拡大で伸びているが、世界的な鋼材不足による価格高騰や物流費の上昇がコスト削減で補えなくなってきたため、価格改定に踏み切る。
同社が建設機械とフォークリフトの両方で全機種を値上げするのは初めて。
コマツのフォークリフト(同社ウェブサイトより引用)
(藤原秀行)