ボルトで固定すれば空気圧維持が不要に
日本ミシュランタイヤは1月24日、親会社のミシュランが1月、米ラスベガスで開催されたコンシューマーエレクトロニクスショーで、Coaster Cycles社が開発した電動アシスト三輪カーゴバイク「E-カーゴ・トライク」用エアレスラジアルタイヤ「MICHELIN X TWEEL(ミシュラン エックス トゥイール)」のプロトタイプをお披露目したと発表した。
「MICHELIN X TWEEL」はタイヤとホイールを一体化しているため、複雑な取り付け機器が不要で、ボルトでいったん固定すれば空気圧を維持する必要がないのが特徴。
樹脂製スポーク内に取り付けた独自のエネルギー伝達方式により、優れたハンドリング性能を提供しながら空気入りタイヤに付きものの「はねあがり」を低減。パンクによる不便やダウンタイムを解消しながら空気入りタイヤのように機能する設計を施している。
ラストマイル配送の車両稼働率を最大化するエアレスラジアルタイヤ、トゥイール(3輪とも)
今回発表のE-カーゴ・トライク用エアレスラジアルタイヤはプロトタイプだが、スキッドステアやゴルフカート、UTV、芝刈り機用のエアレスソリューションのMICHELIN X TWEELは既に実用化されている。
※以下、プレスリリースより引用(一部、編集部で修正)
E-カーゴ・トライク用エアレスタイヤの主な特徴とメリット
・タイヤのパンクが無くなり、ダウンタイムを削減
・安全性と安定性の向上。コーナーリングの安定性を高め、ラストマイル配送を迅速化
・空気入りタイヤ以上の積載効率
・メンテナンス負荷低減、パンク修理が不要
・装脱着が容易。部品数低減によりトラブル減少
・低転がり抵抗
・リサイクル率向上
・長寿命
(画像はプレスリリースより引用)
(ロジビズ・オンライン編集部)