関西圏4件目、24年夏竣工見込む
三菱商事都市開発株式会社は3月3日、大阪市平野区で物流施設開発用地1万192平方メートルを取得したと発表した。同社としては関西圏で4件目となる。
自社ブランドの物流施設「MCUD大阪平野(仮称)」を建設する。延べ床面積は1万9200平方メートルを計画。2023年夏に着工、24年夏の竣工を見込む。
近畿自動車道の八尾ICまで約2.0キロメートルに位置。近畿圏広域をカバーできる立地となっている。最寄りのJR関西本線加美駅、JRおおさか東線新加美駅からいずれも徒歩圏にあり、周辺人口も多いため、雇用確保の面でも強みがあるとみている。
「MCUD LOGISTICS」シリーズは神戸市須磨区(MCUD神戸西/2021年12月竣工)、神戸市西区(MCUD神戸TLP(仮称)/2022年3月着工)、大阪府吹田市(MCUD南吹田(仮称)/2022年秋着工予定)と展開している。今回の案件を含めると関西圏での物流施設総延べ床面積は約5万5000坪に達する見通し。
周辺地図と開発実績・計画(三菱商事都市開発提供)
■大阪市平野区 物流施設開発用地概要
所在地:大阪市平野区加美南三丁目59番 他
交通:近畿自動車道「八尾」ICより約2.0km
JR関西本線「加美駅」約1.0km/徒歩約13分
JRおおさか東線「新加美駅」約1.0km/徒歩約13分
敷地面積:10,192.17m2(3,083.13坪)
着工時期:2023年夏(予定)
竣工時期:2024年夏(予定)
(藤原秀行)