再配達削減やドライバー負荷軽減、CO2排出抑制目指す
佐川急便は3月25日、ローソンと共同で、不在で配達できなかった荷物をローソン店舗で引き渡す取り組みのトライアルを山口県内のローソン、ローソン・ポプラ店舗計101カ所で3月29日に始めると発表した。
期間は2023年の2月28日までを予定している。
対象は山口県の下関市や宇部市、岩国市、山口市、長門市など。佐川のドライバーが配達の際に届け先が不在だった場合、不在票をポストに投函。再配達手続きの際に選択肢の中からローソン店頭での受け取りを選べるようにする。
受け取り方の多様化による再配達回数削減と輸送時のCO2排出量抑制、ドライバー業務の効率化を図る。
佐川とローソンはこれまでに栃木と山梨、長崎、島根の各県でトライアルに着手。温室効果ガスの抑制で効果を挙げており、長崎と島根は実運用を開始している。
(藤原秀行)