表固定でデータ見やすく、稼働状況のサマリー表示も
物流施設の庫内業務進捗状況を可視化するクラウドベースのシステム「Logimeter(ロジメーター)」を展開しているスタートアップのKURANDO(クランド)は、相次ぎロジメーターの機能強化を発表した。
庫内作業のKPI(重要業績指標)を確認する際、「表固定」機能をオンにすると、ヘッダーを固定したまま表内容をスクロールしていくことが可能。ユーザーはデータのレコード数が多くても、項目との対応関係を見失わずデータを確認できるよう配慮している。
表固定機能
また、庫内作業の稼働状況をサマリーで表示できる画面を追加した。対象期間を選択すると、出勤スタッフの人数が多い日や時間を要している作業、時間が長い作業のカテゴリでそれぞれトップ10をグラフで紹介。ユーザーは当該物流施設の大まかな稼働状況を容易につかむことができる。
サマリー表示(いずれもKURANDO提供)
ロジメーターはユーザー任意の単位で売り上げ項目を設定し、日々数量を登録することで売り上げを計上登録している。売上項目と作業をひも付け、売り上げと費用(作業時間×作業者の時給単価で算出)から、項目別の収支を正確に割り出せる仕組み。荷主別などで目標利益率を設定し、日別や月間などの単位で“勝ち負け”を簡単に可視化できるのも特徴。
(藤原秀行)