成長に応じて倉庫移管提案、土曜日も業務対応
オープンロジは6月8日、冷凍・冷蔵倉庫と連携して提供している、冷凍・冷蔵商品の保管・出荷を担う低温フルフィルメントサービスの利用企業が30社を突破したと発表した。
同サービスはスポットや小ロットでも冷凍・冷蔵商品の取り扱いを委託したいとのEC事業者の要望を踏まえ、2021年1月にスタート。同年11月には、EC事業者が商品の賞味期限管理や取り扱う温度帯(常温、定温、冷蔵、冷凍)の指定・管理を、同サービス利用者向けの管理画面で一元的に管理できる機能を追加した。
急成長している食品EC事業者に対し、売り上げ規模に応じてより適正なサイズの倉庫への商品移管を提案したり、平日に加えて土曜日も業務対応したりすることも実施。現時点で31社が利用してきた。
21年8月にサービス利用を始めた、幼児食の宅配を手掛けるhomeal(東京都渋谷区渋谷)は「金曜日にキャンペーンの告知を行い、土曜日の午前中に注文が入れば当日に発送。このスケジュールであれば翌週の献立づくりに間に合うため、カスタマーエクスペリエンス(CX)の観点からも当社の大きな武器となった」などと同サービスの利点を説明している。
(プレスリリースより引用)
(藤原秀行)