中国のHAI ROBOTICS、130億円超の資金調達

中国のHAI ROBOTICS、130億円超の資金調達

自動ケースハンドリングロボット「ACR」のR&D強化やグローバル事業拡大に充当

中国系ロボットメーカーHAI ROBOTICS(ハイロボティクス)の日本支社HAI ROBOTICS JAPANは6月22日、親会社がシリーズD+ラウンド(収益安定期)で1億ドル(約130億円)超の資金を調達したと発表した。過去12カ月で3度目の資金調達となる。

主な投資家は投資ファンドのキャピタル・トゥデイ、共同投資家は米国トップクラスのドルファンドと5Yキャピタル、ソースコード・キャピタル、セコイア・キャピタル、01VCなどの既存株主。

HAI ROBOTICSの創業者でCEO(最高経営責任者)の陳宇奇氏は資金の用途について「ACR(自動ケースハンドリングロボット、Autonomous Case-handling Robot)システムのR&D(研究開発)強化とグローバルでの事業拡大に充当する」と説明している。

HAI ROBOTICS JAPANも日本市場に向け、さらに高品質な製品を提供する予定。


ACRシステム(HAI ROBOTICS JAPAN提供)

(藤原秀行)

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